ここでは「ありましたら」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ありましたら」とは?
「ありましたら」は、何かがあれば、という意味になる表現です。
色々な使い方をすることができ、「次にお会いする機会がありましたら〜」のように用いると、次に会うことがあれば、と言っており、「サービス券がありましたら、会計時に一緒にお願いします」とすれば、サービス券があれば、その時に一緒に出して欲しいという使い方になります。
このように、それについて「ある」と使える場合であれば、そのほとんどのケースで用いることができる表現です。
「ありましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ありましたら」は、先のように、「ある」と表現できる時に、そうであれば、という意味で用いられます。
「この中にありましたら〜」といったように使うこともでき、「そういった経験がありましたら〜」などと用いる例もよく見られます。
語尾の「ら」をとった形の「ありました」とすると、同じく「ある」と使えることに対し、それがあったという意味の表現になり、「以前はここに○○がありました」、「そういえば、そこには以前に行ったことがありました」などという用い方ができます。
「ありましたら」を使った例文
・『これが自宅にありましたら、とても便利だと思います』
・『紛失したとのことなので再発行を行いますが、もしどこかで見つかることがありましたら、すぐに教えてください』
「ありましたら」の類語や言い替え
・『ございましたら』
「ありましたら」を丁寧にした表現で、ほとんどの使い方でこちらに言い替えることができます。
同様に、そういった場合があれば、または何かの物品があったら、と「行ったことがございましたら〜」や「この中にございましたら〜」のような用い方でよく見聞きします。
ビジネスシーンで他社を相手に使う場合にはこの方が適しています。
まとめ
「ありましたら」は、何かがあれば、という意味で用いられています。
その時には、という使い方をする表現で、「ある」と使える内容であれば、そのほとんどの場合に用いることができます。
対象になる事柄は様々で、そういった経験や物品などがあれば、と使われています。