「あるかもしれませんが」とは?
ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。
「あるかもしれませんが」とは?
このフレーズは、「あるかもしれないが」の丁寧語になります。
このフレーズはものや動作ではないため、敬語にする場合は丁寧語になります。
例えば、「時間が足りなくなることもあるかもしれませんが〜」とか「道に迷うことがあるかもしれませんが〜」といったように、○○するようなことになる可能性があるが、といった意味合いで使います。
あくまで可能性で、あるともないとも断定できないことを伝える場合に用います。
「あるかもしれませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
上述した通り、このフレーズは「ある」とも「ない」とも断定できない事柄や場面で使用します。
使用するのはあくまで断定できない程度の可能性の場合のみで、ほぼ確実なことにはこのフレーズは使用しません。
また、「ある」「ない」が自分の気持ち次第の場合も適切な使い方とは言えません。
「寝坊して遅刻することがあるかもしれませんが」といったように、自分の心掛け次第で変わるような事柄にこのフレーズを使用するのは相応しくありません。
自分の心がけ次第だが、それでも遅れる危惧があるといった場合は、「あるいは寝坊して遅刻してしまうかもしれない」といった言い方をするとよいでしょう。
また、このフレーズは目上の人に対しても使えますが、敬語表現は相手によって検討する必要があります。
例として、「〜もあろうかと存じますが」などのようなフレーズを使用しましょう。
なお、このフレーズは「ある」可能性がそれなりにある場合を想定していますが、「ない」ことはないが「ない」可能性がかなり高い場合は「ない」の方に寄せて、「ないだろうと思うが」といった言い回しに言い換えた方がよい場合もあります。
「あるかもしれませんが」を使った例文
・『間に合わない可能性はあるかもしれませんが、とりあえず行ってみます』
・『中止になることがあるかもしれませんが、予約だけはしておきます』
・『席を空けることがあるかもしれませんが、いない時は対応をお願いします』
「あるかもしれませんが」の類語や言い替え
このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。
・『可能性がありますが』
・『ありえますが』
・『考えられますが』
・『否定できませんが』
・『懸念がありますが』
まとめ
このフレーズは基本的に「ある」とも「ない」とも断定できない事柄や場面で使用します。
