好ましい状況などを言い表す時には、「いいですね」が使われます。
これは割と頻繁に用いられますが、軽い印象があるので気をつけたい言葉です。
敬語の中で使えるかなど、気になるところを確かめてみましょう。
「いいですね」とは?
相手に対して同意をしたり、状況の良いこと、好ましく思うことについてを表すための言葉です。
「いいですね」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
誰かが飲みに行こうなどと誘って来た時に、肯定する場合に「いいですね」と返答することができます。
今の状況が良いことを表すことも可能で、「天気がいいですね」や「機能はいいですね」と、自分が何かを好ましく思った時にも使うことが可能です。
用いる場合は、何が良いのかは明確に示す必要があります。
「ね」は終助詞であり、同意や質問や期待などの気持ちを込めることができるものです。
しかし「ね」を付けることで言葉に軽い印象が生まれるため、気心の知れた相手であることが使う上での前提条件となります。
公式的場面や目上に対しては、使うことができない場合があるでしょう。
また書き言葉にする場合には、「良(よ)いですね」とする必要性もあることに留意してください。
「いいですね」を使った例文
・『昨日の雷雨とは打ってかわって、とても天気がいいですね』
・『先日に購入した電動ドリルは、性能がいいですね』
「いいですね」の類語や言い替え
「承知いたしました」は、相手に承諾の意を伝えられる丁重な言い方で、誘われた時の返答に使われます。
「もちろんです」は、論じる必要がないほどはっきり同意したことを伝える時の表現です。
「宜しくて何よりです」は、天気などの状況が優れて何より良かったとの意味があります。
「良い感じです」は、状況が優れていることを表します。
「宜しいと思います」は良いと感じていることを丁寧に伝える表現です。
「宜しいですね」は、良い状態であることについて、丁寧ながらもカジュアルに表現しています。
「悪くありません」は、物事の状態などが良いことを反語的に表した形です。
まとめ
相手に同意する場合や、状況の良いことなど表す時に使われるのが、「いいですね」なのでした。
これは軽い印象なために公の場で使うことはできない場合もあったり、書き言葉にする時は「良い」とするなどの注意点があります。
言い替える場合にも、状況によって違う表現を選び取ることが大切です。