「いかほどになりますでしょうか」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いかほどになりますでしょうか」とは? ビジネス用語

ここでは「いかほどになりますでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「いかほどになりますでしょうか」とは?

「いかほどになりますでしょうか」「いかほど」は、「どれくらい」という意味で使われます。

使い方としては、例えば金額のこととして「それとそれで、いかほどになりますでしょうか」などといった用い方になりますが、語尾の「なりますでしょうか」が二重敬語になっており、このままでは間違った使い方になってしまいます。

そのため、用いるなら「いかほどになりますか」とするのが正しく、個数のことと、「1箱に入るのはいかほどになりますか」のように使うこともできます。


「いかほどになりますでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「いかほどになりますでしょうか」は、先のように、そのままで用いては間違いになります。

よて、正しい使い方の「いかほどになりますか」として続けますが、「どれくらい」の少し古い表現になるため、あまり日常では用いられていません。

ですが、古いと同時に少し堅い表現になることから、ビジネスシーンで「お見積りは大体いかほどになりますでしょうか」といったような使い方をされる場合があり、文章で使うには向いていないので口語で用いられることが多い表現です。


「いかほどになりますか」を使った例文

・『この3つでお値段はいかほどになりますか』
・『今回の発注金額は合計でいかほどになりますか』

「いかほどになりますか」の類語や言い替え

・『いかばかりになりますか』
こちらも語尾を正しい「なりますか」にして解説しますが、この「いかばかり」という表現にしても意味は一緒です。

ですが、こちらは尚古い言い回しになってしまうので、日常のシーンだけでなく、ビジネスでも滅多に用いることはありません。

そして、文章には向いていないという点も一緒で、現在では口語で立ち話レベルの会話でたまに使われることがあるという程度になります。

まとめ

「いかほどになりますか」は、「どれくらいになりますか」と言っているのと同じだと考えていいでしょう。

語尾を「なりますでしょうか」とした形は間違いなので、この「なりますか」で覚えておく必要があり、少し古い表現のため、それほど使われていませんが、ビジネスでは口語でまま用いられることがあります。

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