「いかんを問わず」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いかんを問わず」とは? ビジネス用語

「いかんを問わず」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「いかんを問わず」とは?

「いかんを問わず」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「その後の結果がどうであっても」もしくは「すべての状況において例外は認めない」などという意味合いで用いられている表現です。

本来は別の企業や団体などと協力をしながら進めていかなければならない事業や長期的な取引などを実施していく過程で、その時点における状況や状態などに影響されない旨について言及したい場合などに使用されています。


「いかんを問わず」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「いかんを問わず」とは、「ある時点における局面などには関係なく」ないし「理由や事情などがどうあっても」などという意味合いで用いられている文言です。

漢字では「如何」と表記される「いかん」という語は、同音異義語である「遺憾」と混同しないようにする必要がある言葉で、上記のフレーズを用いる際には、併せてその後の展開や動向などについても分かりやすく触れておかなければなりません。


「いかんを問わず」を使った例文

・『次回予定しております会合につきましては、集まるご参加者さまの人数いかんを問わず、決められた日程どおりに開催いたします』
・『来週新しくオープンを予定しております弊社直営の販売店については、当日の天候いかんを問わず催事場にてお客さま感謝祭を行う予定でおります』

「いかんを問わず」の類語や言い替え

・『どっちに転んだとしても』
・『どのような状況を招いても』
・『以前の事柄とはまったく関係なく』

まとめ

「いかんを問わず」とは、ビジネストークや敬語での会話シーンなどにおいて「前と後ろの事柄には関連性がない」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて違和感のないように使いこなしましょう。

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