この記事では、「いくらしてもしすぎることはない」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「いくらしてもしすぎることはない」とは?
「いくらしてもしすぎることはない」は、出来る限りした方が好ましいとつたえる表現です。
「いくら+して+も+しすぎる+こと+は+ない」で成り立っている語で、「いくら」は「どれほど・どんなに」、「して」は「する」の連用形「し」+助詞「て」、「も」は強調の意の助詞、「しすぎる」は「する」の連用形「し」+「過ぎる」で「度を超えてする」、「こと」は「事柄」、「は」は助詞、「ない」は打消しの意の形容詞、全体で「どほれほどしても度を越えてすることはない」の敬語表現になります。
「いくらしてもしすぎることはない」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「いくらしてもしすぎることはない」は、あるものごとをについて限度いっぱいまで力を尽くした方が良いと思う時に使われます。
全体的にカジュアルですので、目上の人や社外の人には言い換える必要があります。
命令口調にならない様に注意しましょう。
「いくらしてもしすぎることはない」の正しい文章表現
「いくらしてもしすぎることはない」の正しい文章表現は以下の通りです。
・『〜するに越したことはございません』
「越したこと」は打消しの語を伴い、「〜するのがいちばんよい」という意味、「ございません」は動詞「ある・いる」の丁寧語「ござる」の連用形「ござり」に、丁寧語「ます」の否定形「ません」が付いた「ござりません」の音変化です。
「いくらしてもしすぎることはない」を使った例文
「いくらしてもしすぎることはない」を使った例文は以下の通りです。
・『商品の衛生管理はいくらしてもしすぎることはない』
・『挨拶はいくらしてもしすぎることはない』
・『勉強はいくらしてもしすぎることはない』
「いくらしてもしすぎることはない」の類語や言い替え
「いくらしてもしすぎることはない」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『可能な限りすることが望ましいと存じます』
・『万全の態勢にすることが望ましいでしょう』
・『すればするほど良いでしょう』
まとめ
今回は「いくらしてもしすぎることはない」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。
