「いぜんとして」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いぜんとして」とは? ビジネス用語

「いぜんとして」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「いぜんとして」とは?

「いぜんとして」とは、ビジネスシーンや敬語での会話などにおいて「今でもまったく変わらない」さまや「以前から引き続いて同じ状況である」様子などを示す言い回しです。

「元のままである」さまや「前の状態から動きがない」様子などを表す「いぜん」という語は、漢字では「依然」と表記される言葉で、上記のフレーズは「現状においても変化がない」ないし「前からまったく動きがない」様子などを示す文言として使用されており、「いぜん」という語は「以前」という同音異義語と間違えないようにする必要がある表現としても知られています。


「いぜんとして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「いぜんとして」とは、「現況においては前と似たような状況である」あるいは「長い間にわたって変動がない」などという意味合いで用いられている文言です。

ビジネス上で普段から付き合いのある業務担当者や事業責任者などへ向けて、「現在の状況は以前から続いているものである」旨について言及することができる表現で、しばらくの間停滞している実態や動きが全くない事態などについて触れることができる言い回しです。


「いぜんとして」を使った例文

・『現在執り行っております新しいプロジェクトにつきましては、いぜんとして不具合や不備などがまったく見当たらない状況でございます』
・『いぜんとして次回の出張先が決まりませんが、当該市場の動向を見ながら慎重に選定していきたいと存じます』

「いぜんとして」の類語や言い替え

・『以前からの動きがまったくない状態により』
・『先般より継続中でございますが』
・『元の状態を保ったまま』

まとめ

「いぜんとして」とは、ビジネスメールや敬語での会話シーンなどにおいて「今もなお昔のまま」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてうまく使いこなしましょう。

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