ここでは「いつ頃わかりますか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「いつ頃わかりますか」とは?
「いつ頃わかりますか」は、訊ねたい内容がいつ分かるのかと聞いている表現になります。
直接自分が知りたいことではなく、間接的に自分にも影響があるという内容に対しても使うことができ、ビジネスだけでなく、日常で使われることも多いです。
例えば、ある新製品の発売日をお店で店員に聞いたところ、今は分からないと言われたため、この「いつ頃わかりますか」と使ってそれが分かるのはいつになるのかと問うことができます。
これに対する回答は、全くの未定といった答えから、来週になれば分かる、分かり次第連絡するといったように実際のそれによって分かれます。
分かり次第連絡すると言われた場合でも、それが数日後なのか、数週間後なのか不明なので、ある程度時間が経っても連絡がない時には再度聞き直してみる方がいいでしょう。
「いつ頃わかりますか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「いつ頃わかりますか」は、見た目の通りカジュアルな表現です。
よって、ビジネスで使う場合には語尾を少し丁寧に変えて、「いつ頃わかりますでしょうか」などとするものです。
意味は全く同じなので、そこまで丁寧にする必要がなければ「いつ頃わかりますか」のままでいいですが、ビジネスで電話やメールで使う場合には「~でしょうか」とするのが一般的です。
そのように、口語、文章のどちらでも使うことができ、訊ねたい内容には特に制限はないため、色々な場面で使われる表現となっており、以下の類語で紹介しますが、その内容を限定したいつまでに分かるかといった類似表現もよく使われています。
「いつ頃わかりますか」を使った例文
・『この前のテストの結果ですが、いつ頃わかりますか』
・『今年の○○(イベント名など)が開催される日程はいつ頃わかりますか』
「いつ頃わかりますか」の類語や言い替え
・『いつ結果が分かりますか』
訊ねたい内容を何かの結果に限定した類似表現になります。
これを使って最初の例文を作り変えると、「この前のテストはいつ結果が分かりますか」となります。
使える範囲は狭くなりますが、それだけが知りたいといった聞き方にはこちらの方が向いています。
『いつになったらわかりますか』
「いつ頃わかりますか」でも十分にカジュアルな表現ですが、更に砕いた形で、親しい間柄でのみ使えると考えてください。
友人関係であれば更に崩して、「いつになったらわかるの」といった聞き方でもいいでしょう。
まとめ
「いつ頃わかりますか」は、聞きたい何かの回答がいつになれば分かるのかと聞いている表現です。
場合によっては分からないなどと言われてしまう可能性がありますが、そのような回答だった場合には都度適切に対応していく必要があります。