「いわゆる」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「いわゆる」とは? ビジネス用語

ここでは「いわゆる」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「いわゆる」とは?

「いわゆる」は、世間一般で言うところの、という意味になる表現です。

「それは、いわゆる社交辞令というやつです」などと用いられ、その「世間一般で言うところの」と言い替えることができます。

「うちの会社でもいわゆるリモートワークというものの採用を始めました」のような使い方をされることが多く、その手のジャンルやカテゴリとしてはそれになるといった用い方に向いています。

プライベートなシーンでも、「いわゆるグランピングというやつに行ってきました」などと使うことができます。


「いわゆる」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「いわゆる」は、漢字では「所謂」と表記します。

よって、文章で用いる時にはそちらにすることもありますが、見た目の通り堅くなってしまうので、無理にそのようにする必要はありません。

「いわゆる○○と言われており〜」といったような使い方をすると、それは世間一般ではそのように呼ばれていると用いることができ、何かについて「それは、いわゆる○○というやつですか」と、そういうジャンルやカテゴリに入るものかといったことを聞くために使う場合もあります。


「いわゆる」を使った例文

・『それはいわゆる高級時計という部類に入るので、これくらいの値段はするでしょう』
・『いわゆる自作PCというものを使っているので、余計なアプリケーションは一切入っていません』

「いわゆる」の類語や言い替え

・『俗に言う』
よく似た意味になり、こちらも世間一般ではそう呼ばれている、と用いる表現になります。

よって、この「いわゆる」の言い替えに使うことができますが、こちらは正式な名称ではないものの、世間ではそう呼ばれるといった意味になる場合に向いており、「俗に言うタワマンというやつです」(タワマンは「タワーマンション」のことですが、正式な定義がある訳ではなく、あくまで俗称のため)などといった使い方をする時にはこちらの方が適しています。

まとめ

「いわゆる」は、世間一般で言うところの、という意味で用いられています。

そのようなジャンル、カテゴリになるという使い方をすることが多く、それがそうなのかと訊ねるために用いても構いません。

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