この記事では「おおよその目安を教えてください」について解説をします。
「おおよその目安を教えてください」とは?意味
だいたいの数量や時間などを知らせてください、という意味です。
「おおよそ」には、だいたいのところという意味があります。
「目安」は、目標、めあて、だいたいの見込みという意味です。
できるだけ近づけようとする目標をいいます。
「教え」は「教える」のことで、情報などを他人に知らせるという意味です。
「ください」は相手にある行為をするように求める意を表します。
「おおよその目安を教えてください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、だいたいでよいので数量や時間などを知りたいときに用います。
たとえば、仕事の依頼をしたとします。
その仕事を完了させるには時間がかかります。
依頼をした側は、どれくらいの時間で完了をするのかを、正確でなくてよいので知りたいです。
このときに、おおよそどれくらいの時間がかかるのかを尋ねるためにこの言葉を用います。
「おおよそ」という言葉を使っているので、数量や時間は正確なものではありません。
たとえば、「仕事が完了するのは3日くらい」という返事をもらったなら、3日後かもしれないし、2日後や4日後かもしれません。
きっちりとした数量や時間ではないのです。
きっちりした数量や時間を知りたいならば「正確な数量(時間)を教えてください」という言い方になります。
「ください」は命令をしている印象を与えることがあります。
「お教えくださいますか」とすると柔らかく伝えられます。
このような形だと命令をしているようには感じにくく、相手を不快にさせにくいです。
「おおよその目安を教えてください」を使った例文
・『どれくらいの時間がかかるか、おおよその目安を教えてください』
「おおよその目安を教えてください」の返答や返信例
だいたいのところでよいので、数量や時間を伝えましょう。
仕事の完了までにかかる時間を尋ねられたなら、終わるまでにかかるだいたいの時間を伝えます。
きっちりしたものでなくて構いません。
必要な物の数を尋ねられたなら、だいたいの数を答えます。
153個など細かな数字まで伝える必要はありません。
だいたいのところがわからない、ということはないはずです。
これでは物事を進められません。
数量や時間などを調べて、おおよそでよいので把握しましょう。
まとめ
この言葉は、だいたいの数量や時間を知らせてもらいたいときに用います。
正確な数字を求めているのではありません。
おおよそであっても知っていると、物事を進めやすくなるでしょう。
もしもきっちりとした数字を知りたいなら、「正確な」という表現を使ってください。