「おかげさまですっかり回復いたしました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「おかげさまですっかり回復いたしました」とは? ビジネス用語

「おかげさまですっかり回復いたしました」とは?

ビジネスにおけるメールや会話での使い方や例文を徹底した解釈で以下に詳しく説明します。

「おかげさまですっかり回復いたしました」とは?

このフレーズの「おかげさまで」は、感謝を意味する語句で、他の人から助けを受けたときに感謝の気持ちを伝える言葉として使われています。

使い方も特定の個人向けだけでなく、不特定多数の大人数に向けて使うこともあります。

「おかげさまで」「神仏的な加護・助け」を語源としており、この語源の意味の「お陰」「様」がついた仏教的な言葉になっています。

これは元々、神仏への感謝からきており、そこから転じて他人からの助けや援助への感謝も意味するようになったようです。

また、「すっかり」はこのフレーズでは「完全にある状態になっているさま」を意味します。

「まったく」「すべて」という意味合いを持ち、かけているところが無い状態を指します。

「回復」は悪い状態が元の状態になることを言います。

「いたします」「する」の謙譲語「いたす」に丁寧語「ます」がついて過去形になった表現です。

よってこのフレーズは、他人からの助けによって状態が完全に良くなったことを表わしています。


「おかげさまですっかり回復いたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

このフレーズは、健康や体調などについてよく使われる言い回しで、病気や怪我などから回復して元気になった際に、職場の人や見舞いに来てくれた人に対して報告やお礼を伝える場合に用いられる語句です。

「すっかり」がついているので、タイミング的には完全に元の状態に戻った際に使用することになります。


「おかげさまですっかり回復いたしました」を使った例文

・『おかげさまですっかり回復いたしました。もう大丈夫です』
・『その節はありがとうございました。おかげさまですっかり回復いたしました』

「おかげさまですっかり回復いたしました」の類語や言い替え

このフレーズに類似した言葉や言い替えの一例を紹介します。

・『おかげさまで復帰いたしました』
・『ご心配をおかけしましたが、無事に元気を取り戻しました』
・『健康状態がすっかり回復いたしました』

まとめ

このフレーズは、病気や怪我などが完全に回復した際に使用する言い回しです。

すっかり回復したと報告すると、報告を受けた人たちも完全に回復したものとして対応するため、このフレーズを使用する場合はそのつもりで使用することが必要です。

ただ、くれぐれも無理しないよう、使うタイミングはよく考えてください。

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