「おみそれいたしました」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「おみそれいたしました」とは? ビジネス用語

「おみそれいたしました」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。

「おみそれいたしました」とは?

「おみそれいたしました」とは、「相手の持っている才能・実績・腕前などを見過ごしていたこと」を意味しているビジネス用語です。

「おみそれいたしました」は漢字で書くと「お見逸れいたしました」になります。

この漢字の意味から分かるように「見過ごして気づかないこと・見間違うこと」を示している言葉です。

シンプルに「相手の存在を見過ごして気づかなかった」の意味でも使用されます。

「おみそれいたしました」は主に、「相手の能力や手腕などに気づかなかったことに対して謝る気持ち」を込めて使われます。

「おみそれいたしました」は、「おみそれ」「お」「いたしました」「いたす」が自分をへりくだる謙譲語になっています。


「おみそれいたしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「おみそれいたしました」のビジネス用語は、「相手の優れた才能や能力を見逃していて気づけなかった場合」に使うという使い方になります。

「おみそれいたしました」は、「相手の長所・利点・実績などを見過ごして気づけなかったことに対する謝罪の気持ち」を込めて使われます。

「おみそれいたしました」はビジネスメールの書き言葉でも使えないことはありませんが、基本的には会話における話し言葉(口語)として使われる言い回しです。

使うときの注意点は、“おみそれいたしました”の言葉自体に謝罪の意味が含意されているので、“申し訳ございません”などの言葉を付け加える必要はない」ということです。

また「目上の相手」に使うと不遜に聞こえやすいので控えたほうが良いです。


「おみそれいたしました」を使った例文

・『語学だけではなくて理数系も得意なんですね。おみそれいたしました』
・『営業部でトップの成績を一年以上維持しているとは、おみそれいたしました』
・『久々に再会したら見違えるほど立派になられていて、おみそれいたしました』

「おみそれいたしました」の類語や言い替え

「おみそれいたしました」の類語・言い替えの表現を紹介します。

・『見くびっていました』
・『侮っていました』
・『感服いたしました』
・『恐縮いたしました』
「おみそれいたしました」には「相手の力を実際よりも低く見て見くびる、あなどる」のニュアンスが備わっています。

その意味合いから、「見くびっていました・侮っていました」の類語で言い替えることができます。

「相手の本当の実力を知って感服したり恐れ入ったりする」の意味合いもあるので、「感服いたしました・恐縮いたしました」の類語も使用できます。

まとめ

「おみそれいたしました」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。

「おみそれいたしました」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。

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