ここでは「おりますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「おりますが」とは?
「おりますが」は、何かがどのようになっているといったように、その状態や状況を表す表現です。
「○○でしたら、そこに置いておりますが〜」のように用いられ、○○はそこに置いてあると言っています。
そして、語尾が「が」なので、この後に続けて「いくつ必要でしょうか」などと、それに関してどうこうという使い方になります。
「チケットはそこで販売しておりますが、そろそろ売り切れのようです」のような用い方がよく見られ、口語、文章のどちらでも使われており、このような書き方でもそれに続ける内容があれば、「使われておりますが〜」と用いることができます。
「おりますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「おりますが」は、そうなってはいますが、という意味になります。
崩すと「いますが」という表現になり、「○○はそちらで販売されていますが」と使う場合に、そちらにして「〜で販売されていますが」としても意味は一緒です。
そのように使うと堅い印象がなくなることから、相手によってはそう言い替えた方が適している場合も多いです。
また、誰かが「居る」という意味を丁寧にした形としての使い方もあり、この場合も対象が人ながら、その状態や状況を表しているという点では変わらず、「○○さんなら、先ほどから休憩所におりますが〜」などといった使い方がそれいあたります。
「おりますが」を使った例文
・『先ほどから雨が降っておりますが、歩きで行けないほどではありません』
・『昨日のうちに到着しておりますが、まだ中身は確認していません』
「おりますが」の類語や言い替え
・『ございますが』
「おりますが」は、こちらに言い替えられる場合があり、「○○はそこに置いてありますが〜」は、「○○はそこにございますが〜」と置き換えができます。
このように使える場合はあまり多くありませんが、「用意しておりますが〜」は「用意してございますが〜」とすると、程よく丁寧な使い方になっており、使い方によっては「おりますが」より向いている場合があります。
まとめ
「おりますが」は、そのようになっているという意味になります。
語尾が「が」なので、この後にそうなってはいるが、という内容を続けて用いる表現で、口語、文章は問わずに使われています。