「お供させていただきます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お供させていただきます」とは? ビジネス用語

「お供させていただきます」は日常で生活ではほとんど使うことがない独特なビジネス表現です。

ビジネスシーンではよく使う一般的な言葉ですが、ビジネス用語の「お供させていただきます」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「お供させていただきます」とは?

「お供させていただきます」とは、「一緒に行動させてもらう」という意味で使われているビジネス表現です。

中心となる人物と連れだって行動する人のことを「お供」といいます。

水戸黄門の助さん格さんや三蔵法師と一緒に旅をする孫悟空などが「お供」に当たります。

「お供させていただきます」「お供」に相手の許可を得て行動することを表す「させてもらう」の謙譲語「させていただく」と丁寧語の「ます」が付いた言葉です。

そのままの意味で解釈すると「許しを得てお供する」となります。

お供は相手と一緒に行動する人を表すので「許しを得て一緒に行動する」という意味で使われています。


「お供させていただきます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お供させていただきます」は相手の許可を受けることが前提なのでいきなり切り出すと押し付けがましい印象になりません。

まずは「お供させていただきたいのですか」「お供させていただけますでしょうか」など許可取りから始めるのがビジネスマナーです。


「お供させていただきます」を使った例文

・『来月のアメリカ出張でには私がお供させていただきます』
・『僭越ながら展示会には私がお供させていただきます』
・『プレゼンには営業部の精鋭がお供させていただきます』

「お供させていただきます」の類語や言いかえ

「お供」ははっきりした上下関係がある場合使う言い方なので、あまり上下関係のニュアンスを含まない「ご一緒させていただきます」の方が広く使われています。

直接の先輩や上司など強い敬意を示す必要がない相手には「お供します」あるいは「お供いたします」でも十分です。

まとめ

「お供させていただきます」は目上の人間について回る立場でよく使う表現です。

ビジネスマンなら使えて当然の言葉なので覚えておきましょう。

タイトルとURLをコピーしました