「お名残は尽きませんが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お名残は尽きませんが」とは? ビジネス用語

「お名残は尽きませんが」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「お名残は尽きませんが」とは?

「お名残は尽きませんが」とは、ビジネスで使われる会話やメールなどにおいて「大変心残りであるとは存じますが」あるいは「もったいないことであるとは承知しておりますが」などという意味合いで使われている表現です。

本来は異なる企業や組織などと協力をし合いながら進めていく必要がある重要な業務や巨大な事業などを進めていく過程では、しばしば関係者などを集めて会合や集まりなどを実施していきますが、それらの場や会などについて名残惜しさを胸にとどめたまま終わらせる必要が出てきてしまった場合などに用いられている言い回しです。


「お名残は尽きませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お名残は尽きませんが」とは、「終わらせるのは大変惜しいことであるとは存じておりますが」あるいは「後ろ髪を引かれる思いを拭い去るのは困難でございますが」などという意味合いで使われている文言です。

ビジネス上で執り行われるイベントや催し物などの終了期間や終業時間などが迫っている寂しさや物足りなさなどを表すことができる表現で、新たに気持ちを入れ替えるのが難しい旨について言及しつつも、今後における前向きな取り組み方や真摯な姿勢などについても述べておく必要があります。


「お名残は尽きませんが」を使った例文

・『今回行われております会合につきましてはお名残は尽きませんが、今後に向けてのよい材料とさせていただきたいと考えております』
・『長らく弊社をご担当いただいておりました営業部員とお別れをしなければならないことについてはお名残は尽きませんが、今後のご活躍につきましてもお祈りさせていただきます』

「お名残は尽きませんが」の類語や言い替え

・『名残惜しいとは存じておりますが』
・『けっして小さくはない未練が残ってはおりますが』
・『無念な思いに包まれておりますが』

まとめ

「お名残は尽きませんが」とは、ビジネスシーンにおいて「心残りであることは否めませんが」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをきちんと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。

タイトルとURLをコピーしました