この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お含みおき願います」について、その意味や使い方や、言い換え表現などを徹底解説します。
「お含みおき願います」とは?
「お含みおき願います」のフレーズにおける「お含みおき」は、「心に留めておく、了解しておく」といった意味の「含みおく」に、敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉の連用形です。
そして、次の「願います」は、「願う」に丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「お含みおき願います」のフレーズは「心に留めておくよう願う」や、「了解しておくよう願う」といった意味の丁寧な表現となります。
「お含みおき願います」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お含みおき願います」のフレーズは、事前に何らかの注意点等を「含みおく」、すなわち「心に留めておく、了解しておく」ことをお願いするとの表現で、言い換えると「お含みおきください」との意味です。
このフレーズは、「心に留めておくよう願う」だと説明しましたが、単に覚えておいてほしいといったニュアンスではなく、もっと強く心に留めることを要望するといった表現です。
「お含みおき願います」を使った例文
・『回答に当たっては、以上の点をお含みおき願います』
・『申し込み多数の場合は、抽選となることがある点をお含みおき願います』
「お含みおき願います」の類語や言い換え
「お含みおき」の類語としては「お知りおき」や「ご留意」や「ご承知おき」や「ご了承」などが挙げられます。
したがって、「お含みおき願います」のフレーズは、「お知りおき願います」や「ご留意願います」や「ご承知おき願います」や「ご了承願います」等と言い換えることができます。
また、「願います」の部分をより丁寧な表現として「お含みおきのほどお願いいたします」や「お含みおきのほどお願い申し上げます」と言い換えることもできます。
さらに、「願う」との表現を使わず「お含みおきください」や「お含みおきいただければと存じます」等と言い換えることも可能です。
まとめ
「お含みおき願います」のフレーズは「心に留めておくよう願う」や、「了解しておくよう願う」といった意味の丁寧な表現です。
このフレーズは、強く心に留めることを要望するといった、強いニュアンスの表現です。
