ここでは「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」とは?
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」は、何かの頼みごとをする際に、その内容を述べた後に用いる表現になります。
忙しいところにこのような頼みをして申し訳ないと伝えていることになりますが、定型的に用いることが多く、特にビジネスシーンでは礼儀として使っている場合がほとんどです。
つまり、頼みごとだけで終わらせることなく、最後にこのようにつけ加えてその文章を終わらせるといった流れになります。
少し形を変えて、「お忙しい中申し訳ありませんがよろしくお願いします」と使うことも多く、丁寧にするなら最後を「どうぞよろしくお願いいたします」とするといいでしょう。
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」は、先のように定型表現として使われているため、その相手が本当に忙しいとは思っていない場合でも問題なく用いることができます。
そのため、それほど頻繁ではない頼みごとの際に、毎度このように使っている場合も多く、使われた側もただの文末の締めに用いているだけだと解釈して構いません。
毎年12月の年末や、3月の年度末になる時期には特に定型的に用いられることが多く、世間的に忙しい時期だと解釈されるため、そのような中でも頼みごとにはよく合った表現になります。
口語で使えないこともありませんが、文章の締めとして用いる表現のため、そちらではあまり使われていません。
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」を使った例文
・『以上、お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします』
・『年末のお忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします』
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」の類語や言い替え
・『ご多忙中に申し訳ありませんがよろしくお願いいたします』
この「ご多忙中」と言い替えると、少し堅くなると同時によりビジネス向けになります。
そのため、そちらのシーンではこのように使われる場合が多く、表現的に「とても忙しい中〜」という解釈になりますが、同様に使えると考えて構いません。
まとめ
「お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いします」は、その相手が忙しい中に何かをお願いする時に用いるお詫びの表現です。
ですが、定型的に使われているため、意味はそれほど考える必要はなく、お願いごとになる文章をこの表現を使って締めるという具合に用いられています。
