「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」とは?
ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」とは?
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」とは、ビジネスで使う会話やメールなどにおいて「ご多忙の中恐縮ではございますがよろしくお願いいたします」あるいは「お時間があまりない中申し訳ございませんがご対応願います」などという意味合いで使われている言い回しです。
複数の会社や団体などと共通のプロジェクトに取り組んだり長期間におよぶ取引などを行っていく過程で、仕事が立て込んでいると思われる関係者へ向けて、職務上の依頼や仕事に係わるお願いなどをしなければならない場合などに使用されています。
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」とは、「御社のお忙しさを存じてはおりますが、ご支援いただけますとありがたい限りでございます」または「ご対応いただくお時間は十分とは言えませんが、処置をお願いしたいと思っております」などという意味合いで使われている文言です。
ビジネス上で連日のように生じる案件や事案などについて関係者間で処理を講じなけばならない場合などに使われている表現で、併せて忙しい相手に頼まなければならない事情や理由などについても明記しておく必要があります。
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」を使った例文
・『次回予定しております関係各所における集まりのご調整につきましては、お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします』
・『弊社にご来社いただく際にはオフィスビルの一階受付にてご入館のお手続きを行う必要がございますので、お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします』
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」の類語や言い替え
・『ご多忙の中、失礼を承知で申し上げますが何卒よろしくお願い申し上げます』
・『御社のご都合を無視して恐れ入りますが処置をしていただければと存じます』
・『繁忙時期に恐縮ではございますが、ご支援いただけますと幸いです』
まとめ
「お忙しい中恐れ入りますがよろしくお願いします」とは、ビジネスシーンにおいて「お時間に余裕がないとは存じますがよろしくお願い申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。
このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。
