「お持ちと存じています」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お持ちと存じています」とは? ビジネス用語

ここでは「お持ちと存じています」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お持ちと存じています」とは?

「お持ちと存じています」は、誰かが何かを持っていることを知っているという表現になります。

「そちら様は既に○○をお持ちと存じています」と使った場合、丁寧にその人が○○を持っていることを知っていると言っています。

この「持っている」とは、所持しているという解釈になり、その場で携帯している、すぐそこに(車の中など)あるなどといった意味になる場合と、自宅などに持っているという場合でも使うことができます。

その後者として、「話題の○○を購入され、お持ちと存じています」のように用いることもできます。


「お持ちと存じています」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お持ちと存じています」は、先のような物理的な物ではなく、資格や知識といったものを対象にしても構いません。

そちらとして使う場合、「こちらを扱える資格をお持ちと存じています」などと用いられ、このような使い方もよく見聞きします。

丁寧な表現なので文章向けとなっており、口語で用いる場合には「お持ちと思います」とする使い方が多く、この形は文章で使っても問題はないので、元の「お持ちと存じています」では堅いと思った時にはこのように用いるといいでしょう。


「お持ちと存じています」を使った例文

・『本日は招待券をお持ちと存じていますので、受付にてご提示ください』
・『小型船舶の免許をお持ちと存じていますが、そちらにはよく乗られているのですか』

「お持ちと存じています」の類語や言い替え

・『持っていると知っています』
同じ意味でカジュアルにした形で、その相手と普通に会話をする仲だったり、メールなどでカジュアルな文体でのやりとりができる時にはこのように使えます。

同様に物理的な何かの物だけでなく、資格や知識を持っているといった意味でも用いられています。

まとめ

「お持ちと存じています」は、その場で所持している物やすぐそばにある物から、資格、知識といったものまで対象にして、それを「持っている」ことを知っているという使い方になる表現です。

丁寧な形になので文章向けとなっており、口語では「お持ちと思います」とする用い方がよく見られます。

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