この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お気づきの点がございましたら」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「お気づきの点がございましたら」とは?
「お気づきの点がございましたら」のフレーズにおける「お気づき」は、「気がつくこと」すなわち「こちらが見落としている間違いや、疑問なことを見つけたり、検出すること」を意味する「気づき」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。
また、次の「点」は、ここでは「事柄や、部分」の意味で使われています。
そして最後の「ございましたら」は、「ある」の謙譲語Ⅱ(丁重語)の「ござる」に、丁寧語の「ます」、そして仮定を表す「たら」が付けられた表現です。
以上より、「お気づきの点がございましたら」のフレーズは「気がついた事柄があれば」との意味の丁寧な敬語表現となります。
「お気づきの点がございましたら」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お気づきの点がございましたら」のフレーズは、話し言葉でも、メール等の書き言葉でも使われます。
例えば、メールに添付して、作成した資料などを上司にチェックしてもらう際に、間違いや修正すべきポイントがあればとの意味で、「お気づきの点がございましたらご指摘ください」等の文章として使われます。
また、サービスを提供する店舗で、顧客に対して何か不満や改善すべきポイントがあればとの意味で、「お気づきの点がございましたら、アンケート用紙にご記入の程お願いいたします」等とお客様に声掛けとして使われたりもします。
「お気づきの点がございましたら」を使った例文
・『お気づきの点がございましたら、是非ご指摘ください』
・『お気づきの点がございましたら、何なりとご遠慮なくお申し出ください』
「お気づきの点がございましたら」の類語や言い換え
「お気づきの点がございましたら」のフレーズは、「気がつかれた点がございましたら」や「気づかれた点がございましたら」等と言い換えることが出来ます。
まとめ
「お気づきの点がございましたら」のフレーズは「気がついた事柄があれば」との意味の丁寧な敬語表現です。
