「お済ませの上」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お済ませの上」とは? ビジネス用語

ここでは「お済ませの上」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お済ませの上」とは?

「お済ませの上」は、何かを済ませておいて欲しいという意味になります。

使い方として、「ご記入をお済ませの上、こちらにご提出ください」といったような形になることが多く、このような、先にそれを済ませてて欲しいという使い方がよく見られます。

BtoCのシーンで「先にお会計をお済ませの上、あちらで商品をお受け取りください」などという用い方をされることも多く、それを済ませることで、その次の行程に移ることができるといった場合に使う表現だと考えていいでしょう。


「お済ませの上」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お済ませの上」は、ビジネスシーンでは、その会社が主催するイベントがある時に、「ご参加のご登録を弊社Webページにてお済ませの上、ご来場ください」などと参加を予定している人に用いたり、訪問客に対して「弊社にご訪問の方はこちらにご記名をお済ませの上、ベルを鳴らしてお知らせください」といったように受付に掲示しておくといった使い方が見られます。

どちらも先にそうしておいて欲しいと伝えており、丁寧にそれを伝えるための表現になります。


「お済ませの上」を使った例文

・『領収書をご希望の場合、お会計をお済ませの上、レジ係までその旨お知らせください』
・『登録に必要になる書類のご提出を窓口までお済ませの上、こちらでお待ちいただけますか』

「お済ませの上」の類語や言い替え

・『お済の上』
このように使っても意味としてはほとんど同じですが、それを済ませてから、といった用い方に向いており、「手の消毒をお済の上でご入場ください」のように、先にそれを済ませるように、というニュアンスで使われます。

そのため、それを半ば強制的に行うように、と言っていることになるため、それほど丁寧な用い方ではないので注意してください。

まとめ

「お済ませの上」は、それより前に何かを済ませておいて欲しいという使い方をする表現です。

丁寧に、そうした後にこうして欲しいと、つまりはそれを済ませないとその後の行程には移れないと言っており、そのように伝えたいことがある場合に用いられています。

タイトルとURLをコピーしました