「お目にかかるのを楽しみにしております」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お目にかかるのを楽しみにしております」とは? ビジネス用語

ここでは「お目にかかるのを楽しみにしております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「お目にかかるのを楽しみにしております」とは?

「お目にかかるのを楽しみにしております」は、その相手と会うことができるのを楽しみにしているという意味になります。

対象になる相手に直接このように伝えるための表現で、主として今までに一度も面識がない場合に用いる表現です。

それまでにメールや電話でのやりとりがある相手でも問題なく、むしろ、そういった手段でしか連絡をとったことがないので、会えるのを楽しみにしているという使い方をすると考えていいでしょう。

そういったことがなくとも使える表現で、例えば、人からの紹介でその相手を紹介してもらい、どこかで会うという流れになった時に、「現地でお目にかかるのを楽しみにしております」などと用います。

いわゆる社交辞令として使われることも多く、その相手への礼儀になる表現だと考えていいでしょう。


「お目にかかるのを楽しみにしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「お目にかかるのを楽しみにしております」は、基本的には一度も面識のない相手に初めて会うという時に用いる表現ですが、実際に会ったことのある相手にも使うことができます。

その場合には、「しばらくお会いしておりませんでしたので、お目にかかるのを楽しみにしております」のように、初めてではないものの、長い間会っていなかったという時に向いている使い方になります。

口語で用いることもできますが、文章で使う方が合っている表現のため、メールでその相手と待ち合わせをする場合に使うことが多く、丁寧にすると「お目にかかれますのを楽しみにしております」となり、相手との関係によってはこちらにした方が適しています。


「お目にかかるのを楽しみにしております」を使った例文

・『お電話では何度かお話しさせていただいておりますが、当日はお目にかかるのを楽しみにしております』
・『久しくお会いしておりませんので、その日にお目にかかるのを楽しみにしております』

「お目にかかるのを楽しみにしております」の類語や言い替え

・『お会いできるのを楽しみにしております』
こちらの表現にしても、意味は一緒です。

同様に一度も面識がない相手、またはしばらく会っていない相手に用いる表現で、丁寧にするなら「お会いできますのを楽しみにしております」という形にするとよく、やはり文章で使う場合に向いています。

まとめ

「お目にかかるのを楽しみにしております」は、これからその相手と初めて会う、または長い間会っていなかった相手と久しぶりに会うという時に、それを楽しみにしていると伝えるための表現です。

社交辞令として用いる場合も多いですが、このように使われて悪い気がすることはないでしょう。

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