この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お見積書をお送りします」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。
「お見積書をお送りします」とは?
「お見積書をお送りします」における「お見積書」は「見積書」に丁寧表現の接頭辞の「お」が付けられた言葉で、次の「お送りします」は「送る」の敬意を表す接頭辞の「お」が付けられ、後ろに丁寧語の「ます」が付けられた表現です。
したがって、「お見積書をお送りします」のフレーズは、「見積書を送る」との意味の敬語表現と言えます。
また、短いフレーズ内に「お」が二か所使われており、読みにくいので、「お見積書」の方の「お」を省略して「見積書をお送りします」としても、敬意はそれほど変わりません。
ここで「見積書」は、「商品やサービスに関する情報や概算費用が記載された書類」のことで、この「見積書」をベースにして、色々な条件等を交渉して、最終的に合意できれば契約や発注に至るという商取引上において重要な書類と言えます。
「お見積書をお送りします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「見積書」をファックスや郵送で送る場合は、ビジネス常識として送り状を必ず添えます。
送り状には、見積書を依頼してくれたことに対するお礼の言葉を記し、次にこのフレーズの「お見積書をお送りします」等が記されます。
そして、同封で送る書類が見積書〇枚等であることを明示します。
またメールで送付する場合には、メール本文に先の送り状と同様の内容を記し、改ざんがしにくい様に見積書をPDF形式に変換したり、写真撮影して、それをメールに添付して送ります。
ビジネスで使うフレーズの意味は当然ですが、こうしたビジネスマナーもしっかり覚えておきたいものと言えます。
「お見積書をお送りします」を使った例文
・『ご要望のお見積書をお送りします。宜しくご検討の程お願いいたします』
・『ご依頼のお見積書をお送りします。ご検討の程お願い申し上げます』
「お見積書をお送りします」の類語や言い換え
「お見積書をお送りします」と同じ程度の敬意の表現として、「見積書をお送りします」や「見積書をご送付します」と言い換えることが出来ます。
また敬意を高めた言い換え表現としては、「お見積書をお送りいたします」や「お見積書をご送付いたします」や「お見積書をご送付申し上げます」等が挙げられます。
まとめ
「お見積書をお送りします」のフレーズは、「見積書を送る」との意味の敬語表現です。
ここで「見積書」は、「商品やサービスに関する情報や概算費用が記載された書類」のことで、商取引において重要な書類の一つと言えます。
