「お見舞いを申し上げます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「お見舞いを申し上げます」とは? ビジネス用語

この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「お見舞いを申し上げます」について、その意味や使い方や敬語表現を徹底解説します。

「お見舞いを申し上げます」とは?

「お見舞いを申し上げます」のフレーズにおける「お見舞い」の読みは「おみまい」で、「相手の災難や大変なことを心配して慰めること」を意味する「見舞い」に、相手の方に敬意を示す接頭辞の「お」が付けられた言葉です。

そして「申し上げます」「言う、述べる」の謙譲語の「申し上げる」に丁寧語の「ます」が付けられた表現です。

したがって「お見舞いを申し上げます」は、「災難や大変なことを心配して慰めを述べます」といった意味の敬語表現になります。


「お見舞いを申し上げます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「お見舞いを申し上げます」のフレーズは、相手の方の家族の方などが怪我や病気で入院された事を知った際に、「お子さんが入院されたとのこと、心よりお見舞いを申し上げます」と使ったり、相手の方の会社が台風被害に遭ったような場合に、「台風で被害を受けられたとのこと、お見舞い申し上げます」等と使われます。

また、この「お見舞いを申し上げます」のフレーズは、「を」を省略して「お見舞い申し上げます」としてもよく使われます。

こちらのフレーズは直接的に災難や大変な目に遭われていなくても、相手の方を気遣って「暑中お見舞い申し上げます」「寒中お見舞い申し上げます」といった定型文で、よく見聞きします。


「お見舞いを申し上げます」を使った例文

・『水害で大変な被害に遭われたとのこと、心よりお見舞いを申し上げます』
・『お父上が交通事故で入院されたとのこと、心よりお見舞いを申し上げます』
・『取引会社の倒産で、貴社が損失をこうむられた由、お見舞いを申し上げます』

「お見舞いを申し上げます」の類語や言い換え

「お見舞いを申し上げます」のフレーズは、先にも記した「お見舞い申し上げます」と言い換えることが出来ます。

また「申し上げます」「する」の謙譲語の「いたす」に換えて、「お見舞いいたします」と言い換えることも出来ます。

まとめ

「お見舞いを申し上げます」は、「災難や大変なことを心配して慰めを述べます」といった意味の敬語表現になります。

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