「ご意向」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご意向」とは? ビジネス用語

打ち合わせや会議の席では、相手との意見のすり合わせは非常に大切な作業です。

そのような場面で使われる言葉で、「ご意向」というものがあります。

「ご意向」とはどのような意味がある言葉なのか、この記事で解説していきたいと思いますので、参考にしていただければ幸いです。

それでは、「ご意向」について、例文などを交えながら、意味合いなどを詳しく見ていくことにしましょう。

「ご意向」とは?

「ご意向」とは、「意向」という単語に、敬語表現の接頭語である「ご」を付けた言葉です。

ですので、「ご意向」とは、かしこまった場面で使われる言葉ということになります。

そして、「意向」の意味には「思惑」「考え」「心の向かう方向」という意味合いがあります。

また、似ている言葉に「意見」という言葉がありますが、「意見」とは意味合いが違うため、注意が必要です。


「ご意向」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使う時の注意点

「ご意向」の使い方や使う時の注意点ですが、使い方としては、接頭語の「ご」を使用しているので、目上の人や年上の人、または取引先の人や取引先の会社全体に対して使える言葉です。

もし「ご」が付いていない場合には、立場関係なく誰に対しても使える言葉になります。

注意点ですが、先ほども述べましたが、「意見」とは意味が違います。

「意見」とは、その人の発言内容そのもののことを言いますが、それに対し「意向」とは、その人が思っていることや考えのことを言います。


「ご意向」を使った例文

・『御社のご意向を伺いたいです』
・『そちらのご意向に沿った提案は難しいです』

「ご意向」の類語や言い替え

類語としては、「お考え」「ご意思」というものが挙げられます。

まとめ

今回は、「ご意向」という言葉に関して説明してきましたが、ご理解いただけましたでしょうか。

ビジネスシーンにおいては、様々な人間関係や会社同士の関係があります。

場合によっては、相手が言っている意見とは反対のことがその人や会社の「意向」である場面もあります。

あくまでも、「意見」「意向」が似て非なるものという認識を持って、正しく言葉を使っていきましょう。

タイトルとURLをコピーしました