「お話したい」はビジネスシーンでよく使われる一般的な表現です。
日常生活で使うこともありますが、ビジネス用語の「お話したい」はどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。
「お話したい」とは?
「お話したい」とは、「会話することを希望する」という意味で使われているビジネス表現です。
相手に何かを伝える、あるいは相手から何かを聞き取ることを求め希望する場合に用いられる表現です。
「話す」というのは音声を通じたコミュニケーション全般に対して用いられる表現で、意味のある会話だけでなくおしゃべりやグチなど特に目的がないただ話すことを目的とした行動のみに対しても使います。
「お話したい」にも2つの側面があり、実務としての会話を求める意味のほか「会いたい」という話すことそのものを目的にしていない意味でも使います。
ビジネスではどちらの意味でも使われますがどちらかというと「相手の考えや人柄を知りたい」というニュアンスで使われることが多く、話すことよりも会うことを優先するニュアンスを含む言い方です。
もちろん事情成就や意見の聞き取りなど実務目的で使うこともあり、シチュエーションによって意味がガラリと変わります。
「お話したい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「お話したい」だけだと何のために話したいのか、何を目的にしているのかといった肝心なことが全く語られていません。
何の話だろう、と警戒心を抱かせてしまう恐れがあるためあまりスマートな言い方ではなく使い方には注意が必要です。
「お話したい」を使った例文
・『とにかく一度会ってお話ししたいと伝えた』
・『この論文の著者とお話ししたい』
・『責任者とお話ししたいので取次を願います』
「お話したい」の類語や言いかえ
「お会いしたい」は会いたい気持ちを全面に出す時の言い方です。
「話してみたい」は基本的な意味は同じものの好奇心や興味のニュアンスが強く含まれています。
「言いたい」「聞きたい」だと話す目的がより具体的に伝わります。
まとめ
「お話したい」は丁寧な言い方ですが無言の圧力や強制力を感じる人もいます。
内容のあいまいさが誤解につながる恐れもあるので言葉のニュアンスを正しく理解した上で使いましょう。
