「お貸しいただきたく存じます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「お貸しいただきたく存じます」とは?
「お貸しいただきたく存じます」とは、あなたが相手に何か貸してほしいものがある場合に使用できる言葉です。
「お貸し」は「貸す」の敬語表現で、相手への依頼の言葉である「いただきたく」と「思う」の敬語表現の「存じます」を組み合わせて「貸し出してほしいと思います」という意味になります。
丁寧な表現ですので自分よりも目上の人や取引先にも使うことができます。
「お貸しいただきたく存じます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「お貸しいただきたく存じます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが他の部から手順書を借りて部下の教育に使用したいとします。
その際、「恐れ入りますが後進の教育資料としてそちらの部署の手順書をお貸しいただきたく存じます」のように依頼すると丁寧でへりくだった印象になります。
「お貸しいただきたく存じます」を使った例文
・『参考資料を来週までお貸しいただきたく存じます』
・『17時以降に会議室を30分ほどお貸しいただきたく存じます』
・『ミーティングルームの鍵をお貸しいただきたく存じます』
「お貸しいただきたく存じます」の類語や敬語での言いかえ
たとえば「拝借させていただきたく存じます」や「お借りしたく存じます」「借用したく存じます」「お貸しいただけますようお願い申し上げます」などに言いかえできます。
また相手に依頼する言葉ですのでクッション言葉として「ご迷惑をおかけしますが」「お手数をおかけしますが」「恐れながら」などと組み合わせて使用しても良いでしょう。
まとめ
このように「お貸しいただきたく存じます」は、あなたが相手に何か貸してほしいものがある場合に使用できる言葉です。
ビジネスでもプライベートでも使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
