ここでは「お返事につきまして」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お返事につきまして」とは?
「お返事につきまして」は、返事になる内容は、という使い方になります。
例えば、こちらに寄せられた質問へのそれとして、「お返事につきましては、順次お送りしております」と用いるという具合で、この場合には質問への返事は順番に送っていると伝えています。
「お返事につきましては、2週間程度お待ちください」のように使った時には、それには2週間くらい待って欲しいと言っており、ビジネスシーン、またはBtoCでお客様になる相手によく使われている表現です。
「お返事につきまして」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お返事につきまして」は、対象がこちらからの返事になる表現ですが、相手からそれを求める内容の連絡があった場合だけでなく、使う側から「ご質問は以下のアドレスよりお願いいたします。
ですが、お返事につきましてはお約束できるものではありません」などと用いることもできます。
質問は受け付けるものの、必ずその返事をするとは限らないと伝えており、よく見掛ける使い方の1つです。
表現的に口語で使うには向いていないため、主として文章で用いられています。
「お返事につきまして」を使った例文
・『申し訳ありませんが、お返事につきましては明日までお待ち下さい』
・『いただきました内容へのお返事につきましては、後日改めてご連絡させていただきます』
「お返事につきまして」の類語や言い替え
・『お返事に関しまして』
このように言い替えても意味が変わることはなく、こちらからの返事になる内容について、何かがあると用います。
同様に文章で使う表現になり、「お返事に関しましては、○日までにお送りいたします」とすれば、それを○日までに送ると言っています。
どちらもほとんど変わりがない表現なので、いずれの形を使っても構いません。
まとめ
「お返事につきまして」は、返事になる内容について、何かがあると使います。
それが遅くなる、○日までに送る、できるとは限らないなど、対象がそれであれば色々な用い方をすることができ、ビジネスシーンやBtoCの場面で使われることの多い表現です。