ここでは「お返事をお待ちしております」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「お返事をお待ちしております」とは?
「お返事をお待ちしております」は、何かの返事を待っていると伝えるための表現です。
よって、それを求める内容と共に用いられるのが通例で、「○日の会合にはご参加いただけるのでしょうか。
お返事をお待ちしております」のように、それに対しての返事が欲しいという用い方になります。
表現的にそれほど強く返事を求めている訳ではないため、どうしてもそれが欲しいという時には向いていませんが、先の例のようなイエスかノーで答えられるような内容の場合には、この表現でも十分に返事をして欲しいという意図を伝えることができます。
少し崩すと「お返事を待っています」となり、こちらでもそれほど変わることはなく、使い方も変わりません。
「お返事をお待ちしております」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「お返事をお待ちしております」は、どのような形で、いつまでに、といったことをつけ加えて使うことができます。
例として、この表現はメールで使ったものの、「封書でのお返事をお待ちしております」などとしても構わず、「○日までにお返事をお待ちしております」と期限を切って使うことも多いです。
また、「できましたらお返事をお待ちしております」のような可能であればという用い方もよく見られ、「いいお返事を〜」とできればOKして欲しい言ったようにも使うことができます。
口語、文章のどちらでも用いることができ、特にどのような形でと指定をしない場合、メールの時にはそれに対する返信になると考えて構いませんが、それ以外では方法を指定しておくと、どのように返事が来るのかが事前に分かり、待つ側として余計な手間がなくなります。
「お返事をお待ちしております」を使った例文
・『ご参加をご希望でしたら、前日までにお返事をお待ちしております』
・『どうぞじっくりご検討ください。いいお返事をお待ちしております』
「お返事をお待ちしております」の類語や言い替え
・『お返事をお願いいたします』
このように使うと、返事をしてくださいという意味になるため、「お返事をお待ちしております」とするより強くそれを求めている表現になります。
あくまでお願いになるので、返事をもらえるかどうかは内容や相手次第な点は一緒ながら、このように使った方が返事が来る可能性が高いと言える表現です。
まとめ
「お返事をお待ちしております」は、返事を待っているという意味で使われます。
それほど強い表現ではないため、どうしてもそれが必要な場合には類語として挙げた表現の方が向いており、「できれば」などとつけて、都合がよければそうして欲しいといった使い方がよく見られます。
