友人や知り合いが人より多い場合、「お顔が広いですね」と言われることがあります。
これは褒め言葉ですが、気を付けたい一面もあるようです。
「顔が広い」の意味から、注意点などご紹介します。
「お顔が広いですね」とは?
相手の交友関係の範囲がひろく、知り合いが多いこと、大勢から知られていることを表す慣用句です。
「お顔が広いですね」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ある人が飲み会や催事などで大勢の友人知人と校友を深めていたり、SNSなどで広い交友関係が分かるなどの状況があります。
そのように相手の付き合いの範囲の広さが理解できた状況で、「お顔が広いですね」を使うことが適切です。
これにより相手の交友関係を、凄いと褒めるような効果があります。
その際には「◯◯さんは」と名前を示したり、「部長は」など役職を示すこともできるでしょう。
ただし注意点もあります。
これは本来は顔の面積とは無関係な表現ですが、普段から顔の大きさを気にしている人に使うと、嫌味に聞こえるかも知れません。
またそれほど交友関係が広くない人に使った場合も、不快に受け取られる可能性に気を付けてください。
そして「ですね」の形は、目上に対しては軽々しい印象もあります。
いずれにしてもトラブルを避けるには、別の表現に言い替えることを考えてみるのが良いでしょう。
「お顔が広いですね」を使った例文
・『◯◯さんは本当にお顔が広いですね』
・『今日の飲み会でも分かりましたが、部長さんはお顔が広いですね』
「お顔が広いですね」の類語や言い替え
「お顔が広くいらっしゃる」は、相手の友人知人が多いことについて、敬意を込めて伝える表現です。
「知り合いが多いですね」は、相手の見知った関係者が大勢いることを表します。
「人脈が凄いですね」は、相手の交友関係の程度が、はなはだしいとの意味です。
「人脈が広いですね」は、相手の付き合いの範囲が大きいことを表します。
「交友関係が広いですね」としても、相手の付き合いの大きさを表せるでしょう。
まとめ
ある人の交友関係が幅広くて、大勢から知られている状況について、「お顔が広いですね」と言い表せるのでした。
褒め称える目的で使われますが、使う状況によっては嫌味と捉えられることに注意が必要です。
相手の置かれた状況を考えて使うことを、心がけてみてください。