朝起きたら熱っぽい、このような場合にどのように上司や先輩に伝えたらいいのか、迷うことがあるかもしれません。
「かぜぎみ」の正しい使い方と例文、似ている表現を調べていきましょう。
「かぜぎみ」とは?
この場合の「かぜぎみ」は「風邪気味」と書くことができます。
「気味」は傾向をあらわす言葉になります。
「〇〇っぽい」というニュアンスがあるので「どうやら、風邪っぽい」と表現できます。
頭がガンガン痛い、熱があるような気がする、喉がいたい、いつものような元気が出ない、このような体の変化をあらわすのが「かぜぎみ」です。
体調不良を伝えるひと言といえるでしょう。
「かぜぎみ」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
季節の変化についていけず、体がSOSの悲鳴をあげてしまうことがあります。
「かぜぎみ」は体調が優れていなく、ダウン寸前であることを示しています。
病院に行っていないので確定できないものの、自分なりにいつもと違う感じがすることを述べています。
一方で「かぜぎみ」は1日単位のお休みには使いやすくても、数日あるいは1週間ほど休む時は、あまり好ましくない言い方です。
自己流に病名を決めつけてしまうと、かえって悪化する恐れも。
周囲の方を不安にさせないためにも、長期間体調不良でお休みをいただく場合は、かかりつけの医療機関に相談して、治療と診断を受けておきましょう。
「かぜぎみ」を使った例文
・『かぜぎみなので、早退させてください』
・『かぜぎみなのですが、お休みを頂いてもよろしいでしょうか』
「かぜぎみ」の類語や言い替え
似ている言い方に「風邪気味」があります。
会話文で「かぜぎみ」は使えますが、ビジネスメールで「かぜぎみ」は幼く見えます。
体調不良の時はメールを打つのもつらいですが、大人のやり取りを意識して漢字を選んでおきましょう。
言い替えに「体調が悪いので」や「熱があるため」そして「体調不良のため」が挙げられます。
まとめ
「かぜぎみ」を解説しました。
色々なビジネス敬語を正しく学んでおくと、前向きな気持ちで業務に取り組めます。
一人前の社会人の仲間入りをするために、上品な日本語を取り入れていきましょう。