「かたじけなく存じます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「かたじけなく存じます」とは? ビジネス用語

「かたじけなく存じます」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「かたじけなく存じます」とは?

「かたじけなく存じます」とは、ビジネス上で使う会話やメールなどにおいて「大変ありがたいと思っております」もしくは「心から申し訳ないと感じております」などという意味合いで用いられている言い回しです。

古くは戦国時代における武士や侍などが謙遜している気持ちを伝える言葉として用いられていた「かたじけない」という言葉は、自分自身にとってもったいないことや恐れ多いことなどを指して使われており、「深く恩義を感じている次第でございます」などというニュアンスで使用されています。


「かたじけなく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「かたじけなく存じます」とは、「弊社には過ぎたありがたいお申し出だと存じております」あるいは「本当に申し訳ないことをしてしまったと深く反省しております」などという意味合いで用いられている言い回しです。

本来は異なる企業や組織などと協力し合いながら進めていかなければならない職務や仕事などにおいて、取引相手や得意先、ないし自社の上役などに向けて「ご支援をいただきまして深く感謝しております」などというニュアンスで使われており、相手からしてもらえた温かい対応や差し伸べられた援助などによってどれほど救われたのかについても、丁寧に伝えておくべきでしょう。


「かたじけなく存じます」を使った例文

・『昨年御社よりご納入いただきました商品につきまして、売れ残りを返品させていただくこととなりまして、大変かたじけなく存じます』
・『弊社の事情によってすでに決まっておりました商談の日程をご変更いただきまして、かたじけなく存じます』

「かたじけなく存じます」の類語や言い替え

・『誠に申し訳ないと思っております』
・『感謝の気持ちをお伝えする相応しい言葉がございません』
・『大変恐れ多いことであると承知しております』

まとめ

「かたじけなく存じます」とは、ビジネスの場において「誠に光栄に思っております」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどを十分理解した上で、その時の場面や状況などに応じて上手に使いこなしましょう。

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