この記事では、「このご恩は一生忘れません」の使い方について分かりやすく説明していきます。
「このご恩は一生忘れません」とは?
「このご恩は一生忘れません」は、相手に対して感謝してもしきれない気持ちを伝える丁寧な表現です。
「この+ご恩+は+一生+忘れません」で成り立っている語で、「この」は「話し手が当面している事柄や場面をさす語」、「ご恩」の「ご」は尊敬語・美化語の接頭辞、「恩」は「人から受ける、感謝すべき行為」、「は」は接続助詞、「一生」は「生まれてから死ぬまで」、「忘れません」は「忘れる」の未然形「忘れ」+丁寧語「ます」の否定形「ません」で「記憶から消えない」、全体で「受けた感謝すべき行為は死ぬまで記憶から消えない」の敬語表現になります。
「このご恩は一生忘れません」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「このご恩は一生忘れません」は、命にかかわるような、または人生に多大な影響を与えるような、絶体絶命のピンチを救ってもらった時に使われます。
小さな親切ではなく、それがなければ運命が変わっていた様な、大きなことをしてもらった時に使う表現です。
非常に強く感謝する気持ちを表す言葉で、相手にとって負担になる場合もありますので、使う際には注意が必要です。
「このご恩は一生忘れません」を使った例文
「このご恩は一生忘れません」を使った例文は以下の通りです。
・『〇〇様のご支援がなければイベントを中止せざるを得ませんでした。このご恩は一生忘れません』
・『先輩からの助言がなければ契約を取り損なうところでした。このご恩は一生忘れません』
・『社長に取りなしていただき心より感謝いたします。このご恩は一生忘れません』
「このご恩は一生忘れません」の類語や言い替え
「このご恩は一生忘れません」の類語や言い替えは以下の通りです。
・『一生恩に着ます』
・『足を向けて寝られません』
・『お礼の申し上げようもございません』
まとめ
今回は「このご恩は一生忘れません」について紹介しました。
意味や使い方を覚えておき、いざという時に正しく使える様にしておきましょう。