どのようなシーンで使うのか、分からなくなる言葉もあるものです。
「この成果を可能にしました」の正しい使い方と類似表現を調べていきましょう。
「この成果を可能にしました」とは?
この場合の「この成果」とは、うれしい収穫をあらわします。
がんばって得たもの、幸せな結果を示しています。
また「可能にしました」とは、実現したことを示しています。
そのため「この成果を可能にしました」で「幸いなことに、この結果を得ることができました」という意味になります。
明るいニュースを、お知らせする文といえるでしょう。
「この成果を可能にしました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
実績をお知らせする時に用いられているのが「この成果を可能にしました」という表現です。
「可能にしました」は既に達成したことを示しているので、一定の効果や結果が出たことに用いていきます。
一方でこちらのフレーズは、少々硬さのある表現です。
学会の発表会や論文を連想させる言い方なので、一般のビジネス分野では不自然に聞こえることも。
とくに取引先など社外の方に用いる時は、自慢していると受け止められないよう、ニュアンスを整えて用いていきましょう。
大きな実績があったとしても、謙虚にお伝えしていく姿勢も大切にしていきたいです。
「この成果を可能にしました」を使った例文
・『新たな戦略を立てて、この成果を可能にしました』
・『海外展開をおこない、この成果を可能にしました』
「この成果を可能にしました」の類語や言い替え
似ている言い方に「可能となっております」が挙げられます。
「こちらの端末で、ご予約いただくことが可能となっております」のように、サービスについて紹介する時に用いていきましょう。
言い替えに「弊社の取り組みをご紹介させていただきます」や「〇年度は〇〇の分野で、一定の成果を上げております」が挙げられます。
まとめ
「この成果を可能にしました」を解説しました。
正しい言い方を知っていると、敬語の達人になれます。
言葉のスキルを引き上げて、誰よりも得をしましょう。