「この条件で勘弁してください」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「この条件で勘弁してください」とは? ビジネス用語

「この条件で勘弁してください」とは?

ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈していきます。

「この条件で勘弁してください」とは?

「この条件で勘弁してください」とは、ビジネスで使うことができる会話やメールなどにおいて、「提示させていただきました条件が限界でございます」あるいは「これ以上の好条件は出せない状況でございます」などという意味合いで使われている言い回しです。

別の企業や組織などと共同して取引や商売などを行っていく上では、お互いの条件や都合などを合わせながら取り組んでいく場面が散見されますが、それらのやり取りの中で先方に向けて「これよりも良い条件を提示させていただくことはできかねます」などというニュアンスで使用されています。


「この条件で勘弁してください」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「この条件で勘弁してください」とは、「提示させていただきました本条件は現時点において弊社が出せる限界値でございます」ないし「必要な条件につきましてはすべてお伝え済みでございますのでご了承いただけますようお願い申し上げます」などという意味合いで使われている表現です。

関係各所と共にビジネスを進めていく過程では、双方の希望や要求などをすり合わせながら取り組んでいく必要が出てきますが、稀に相手が求めている内容に足りていない場合や、自社が歩み寄ることができる限界点を超えてしまっている場合などに用いられている言い回しです。


「この条件で勘弁してください」を使った例文

・『御社より頂戴いたしました弊社の取り扱い商品における原価の値下げ依頼につきましては、先般提示させていただきましたこの条件で勘弁してください』
・『御社と弊社のお取引における取り決めにつきましては、この条件で勘弁してください』

「この条件で勘弁してください」の類語や言い替え

・『提示いたしました条件にてご承知いただけますと幸いでございます』
・『これ以上の好条件を出すのは難しいと思われます』
・『条件につきましての再調整は困難な状況でございます』

まとめ

「この条件で勘弁してください」とは、ビジネスの場において「条件をこれ以上良くすることはできない次第でございます」などという意味合いで使われている表現です。

このフレーズを使用する際にはもっている意味やニュアンスなどをしっかりと理解した上で、その時の場面や状況などに応じてそつのないように使いこなしましょう。

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