使い方が分からない言葉があると、困ってしまうものです。
「これから大事にします」の適切な使用方法と類語を見ていきましょう。
「これから大事にします」とは?
この場合の「これから」とは、今後のことを示しています。
また「大事にします」は重要な物として扱うこと、大切な案件と認識することをあらわしています。
そのため「これから大事にします」で「価値あるものとして、大切にしていきます」という意味があります。
「これから大事にします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
ミーティングや打ち合わせで、先方から何らかの要請を受けることがあるかもしれません。
「これから大事にします」は相手の言葉を受け取って、ある事柄を優先させたい時に用いられています。
分かりやすい日本語ですが「大事にする」には「自分のからだを労わる」という意味合いもあるので、場面によってはピントが外れて聞こえることも。
「大事」の代わりに「最重要課題」や「優先すべき項目」、そして「最大のテーマ」などの表現もあるので、ビジネスパーソンらしい言い方も心得ておきましょう。
「これから大事にします」を使った例文
・『おっしゃる通り、これから大事にします』
・『ご指摘の通り、これから大事にします』
「これから大事にします」の類語や言い替え
似ている言い方に「これからも大切にしていきます」が挙げられます。
「これから大事にします」に比べると長文になった分だけ、誠意の伝わる文になっています。
「これから」と区切るよりも「これからも」とすると「継続して大切にしていく」という、明るいニュアンスにい変わるでしょう。
また言い替えに「これからも大切に受け継いでまいります」や「引き続き重要項目として、注視してまいります」があります。
まとめ
「これから大事にします」を解説しました。
ビジネスパーソンらしい言い方を知って、敬語の上級者を目指していきましょう。