ここでは「これまでの努力がようやく実を結びました」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「これまでの努力がようやく実を結びました」とは?
「これまでの努力がようやく実を結びました」は、それまでの努力がついに結果となって現れた、という意味になります。
「ようやく完成に至りました次第です。
これまでの努力がようやく実を結びました」などと、やっと何かが完成したといった場合や、「志望校に合格できました。
これまでの努力がようやく実を結びました」のように、ようやくその目標に至ったと用いるという具合で、それまでの努力があってこそ、そうなったと使うための表現です。
このような用い方に違わなければ、どのような使い方をしても構いません。
「これまでの努力がようやく実を結びました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「これまでの努力がようやく実を結びました」は、語尾を「結び」までで止め、「これまでの努力がようやく実を結び、このような結果を出すことができました」のような使い方をすることも多いです。
どちらの用い方をしても意味が変わることはありませんが、この方が文章で使う場合に用いやすいため、そちらではよく使われている形です。
口語だと前述のような、まず「これまでの努力がようやく実を結びました」と使って、その後にどういった結果を出すことができたと続ける場合がよく見られます。
「これまでの努力がようやく実を結びました」を使った例文
・『4年の開発期間をかけた製品の発売が○月△日に決まりました。これまでの努力がようやく実を結びました』
・『三回目にして、ついに合格できました。これまでの努力がようやく実を結びました』
「これまでの努力がようやく実を結びました」の類語や言い替え
・『これまでの努力がようやく実りました』
この「実る」という使い方をしても、それまでの努力があってこそ、その結果となったと用いることができます。
「実を結ぶ」も「実る」も、どちらも果実が実をつけることからきていますが、それなりの月日をかけてようやくそうなった様子からの比喩として使われるようになった表現です。
まとめ
「これまでの努力がようやく実を結びました」は、それまでの努力があって、その結果を出すことができた、と使う表現です。
これ以前にどういう結果になったのかと先に述べて用いることが多いですが、「〜がようやく実を結び」で止めると、その後に結果を続けるという使い方ができます。