迷惑をかけている相手に、今すぐ謝りたいことがあります。
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」の正しい使い方と注意点を調べていきましょう。
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」とは?
この場合の「ご不便をおかけする」とは、こちらの失態によって相手が被害を受けることを述べています。
システムエラーによって電子決済ができない、サイトにログインできない等のトラブルが思い浮かびます。
また「申し訳ありませんが」はお詫びする文です。
そのため「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」で「不自由な思いをさせてしまい、大変申し訳ありませんが」と訳せます。
こちらの不手際や失態をお詫びする表現といえるでしょう。
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
システム障害が起こって、顧客に迷惑をかけてしまうことがあります。
正しいプログラムに整えていくまでに時間がかかる場合が多いので、エラーが分かった時点で、お詫びの言葉を発信していくことが大切です。
またそうしたアナウンスをする際は何が使えなくなっているのか、現時点で分かっていることを明確にお伝えすることが大切です。
復旧の予定時間がわかった場合は、情報を更新して、目安をお伝えするといいでしょう。
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」を使った例文
・『ご不便をおかけして申し訳ありませんが、復旧まで今しばらくお待ちくださいませ』
・『ご不便をおかけして申し訳ありませんが、よろしくお願い申し上げます』
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」の類語や言い替え
似ている言葉に「ご不便をおかけして申し訳ありません」があります。
「ありませんが」は後半に文をおぎなう必要があり、結果的に長文になります。
謝罪文は短い方が伝わることも多いので、スリムな文にしたい時は「ありません」で区切っておきましょう。
言い替えに「大変ご不便をおかけし、申し訳ございません」があります。
まとめ
「ご不便をおかけして申し訳ありませんが」を解説しました。
お詫びにまつわる表現を心得ておくと、トラブル処理も上手くできます。
敬語力を鍛えていきましょう。