この記事では「ご協力の程」について解説をします。
「ご協力の程」とは?意味
力をあわせて物事をするよう、という意味です。
「ご協力」は「協力」を敬意を込めた言い方にしたものです。
「ご」を他人の行為を表す言葉につけると、その行為をする人に敬意を示す表現になります。
「協力」は力をあわせて物事をすることです。
「程」は断定を避けて柔らかく伝えるための言葉です。
「ご協力の程」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この言葉は、協力を求めるときに使用をします。
力をあわせて物事を行ってもらいたいときは、そのことをお願いしておく必要があります。
協力して欲しい様子を見てわかるだろうと思ってはいけません。
状況から察することができないときもあります。
協力して欲しいならば、そのことを伝えないとわかってもらえません。
力をあわせて物事をしてもらうために、相手には手間をかけさせるかもしれません。
そのため、伝え方に注意が必要です。
快く協力してもらうために、丁寧にお願いをします。
上から目線な言い方では相手を不快にさせてしまうので、頼むときには上から目線でものを言わないようにすることが大切です。
「ご協力」は協力をする人に敬意を表す言い方なので、「程」の後に続く言葉も丁寧にすれば失礼にはなりません。
「程」は断定を避けて柔らかく伝えるときに使われる言葉です。
柔らかく伝えることで、聞き手を不快にさせにくくなります。
「ご協力の程」を使った例文
・『ご協力の程、よろしくお願いいたします』
「ご協力の程」の返答や返信
力をあわせて物事をするように求められているので、それができるならば、できるだけ力を貸したいところです。
それができるならば「わかりました」「協力します」という意を伝えるとよいでしょう。
何をして欲しいかは、相手の方から伝えているはずです。
詳しいことを聞いていないなら、何を協力すればよいのか確認してください。
協力ができないようならば、お断りをします。
相手の求めに応じられないときは、「申し訳ない」という気持ちを示すと、不快にさせにくくなります。
まとめ
この言葉は、協力を求めるときに用いるものです。
他人に何かをしてもらうときは、丁寧にお願いをすることが望ましいです。
この言葉は敬意を表す言い方をしており、この後に続く言葉も丁寧にすれば失礼にはなりません。
