「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」とは? ビジネス用語

この記事では「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」について解説をします。

「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」とは?意味

知っていたら教えてもらえるとありがたい、という意味です。

教えて欲しいという気持ちを表しています。

「ご存知」は知っていることという意味を相手を敬う言い方にしたものです。

「たら」は仮定の意を表します。

「いただけ」「もらう」の謙譲語で、自分にとって恩恵になることを他人から受ける意を表します。

「ます」は敬意を表す語です。

「幸いです」は、ある事柄をしてもらえるとありがたいと頼む気持ちを表します。


「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、何かを教えて欲しいときに使用をします。

「ご存知でしたら」と仮定の意を表す言い方をしているので、聞き手がある事柄を知っているのか、知らないのか、話し手は判断できていません。

相手がその事柄を知っている場合もあるし、知らない場合もあります。

もしも知っているなら教えて欲しいという意味です。

「ご存知」「知」は当て字とされています。

正しくは「ご存じ」です。

「ご存じ」は、「ご」「存ずる」で構成されています。

そのため、「じ」には「知」という意味はありません。

「ご」は漢字で「御」とすることがあります。

「幸いです」は、そうしてもらえるとありがたいという気持ちを込めて、頼み事をする際にいう言葉です。

「〜してください」というよりも柔らかく伝えられます。


「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」を使った例文

・『○○をご存知でしたら教えていただけますと幸いです』

「ご存知でしたら教えていただけますと幸いです」の返答や返信

尋ねられている事柄を知っているなら教えてあげてください。

知らないようなら「知らない」ということを伝えます。

知らないのにいい加減なことを伝えないようにしましょう。

いい加減なことを伝えて、相手がそれを本当のことだと受け取ってしまうと、相手に迷惑をかけます。

まとめ

この言葉は、何かを知っているなら教えて欲しい場合に使用をするものです。

「ご存知」は誤りで、正しくは「ご存じ」です。

メールを書くときには漢字に気をつけてください。

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