ここでは「ご安心下さい」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご安心下さい」とは?
「ご安心下さい」は、何かについて心配は要らないと伝えるために用います。
「その点につきましては、ご安心下さい」と使った時には、その点とされる内容については心配は要らないと言っており、「こちらがきちんと行いますのでご安心下さい」のような用い方もよく見聞きします。
口語、文章を問わずそのような使い方になる表現で、暗のニュアンスで、このように使う側に任せて(信用して)欲しいといった意味が含まれていると考えていいでしょう。
意味となる「心配は要りません」と置き換えても問題なく、そちらで使っても構いませんが、この「ご安心下さい」とした方が先のニュアンスもあって、相手に安心感を与えられることが多いです。
「ご安心下さい」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご安心下さい」は、それについては心配することはないという意味になります。
このように使ったからには、自信をもってそう伝えていることになるので、絶対に大丈夫だとまではいかなくとも、まず平気だろうといったそれがない場合には用いるべきではありません。
そのため、このように使われた側からすると、心配は要らないのだと安心できる表現で、丁寧にそうだと伝えているのでどのような相手に対して使っても失礼にはなりません。
更に丁寧にすると「ご安心なさってください」となりますが、少し仰々しくなってしまうので、口語には向かず、文章で他社や目上の相手に用いるための形になります。
「ご安心下さい」を使った例文
・『燃費についてはそれほど悪くもない車なので、どうぞご安心下さい』
・『私が最後まで責任をもって終わらせますのでご安心下さい』
「ご安心下さい」の類語や言い替え
・『問題ありません』
こちらも、心配は要らないと言っていることになる表現です。
ただし、問題になるような部分はないという意味で用いるため、若干使い方が異なり、何かが大丈夫なのかと問われた際などに用いることが多い表現です。
まとめ
「ご安心下さい」は、その対象について心配することはないという意味になります。
ある程度の自信をもってそのように相手に伝えるための表現になるので、それがない場合には使うべきではなく、使われた側もこのように用いられれば安心できるという具合です。
