ここでは「ご意見をいただく」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「ご意見をいただく」とは?
「ご意見をいただく」は、何かの対象に対してのそれを誰かと指定してその人から、または大勢からもらいたいという意味で使われます。
「○○様にもこの件についてのご意見をいただくことにします」といったような使い方が前者になり、後者の時には「皆様からご意見をいただくことにしたいと思います」などと用います。
「ご意見」としているので、様々な内容に対して使うことができる表現となっており、それが改良された製品であれば、従来品よりよくなっている点やこうして欲しかったといった内容、または価格についてなどの色々なことを対象にしていると考えて構いません。
「ご意見をいただく」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「ご意見をいただく」は、そうすることにするという使い方になります。
「ご意見をいただくことにします」とすれば、これからそうすると言っており、「ご意見をいただくことにしました」とすると、そのように決めたと使っています。
この前者の場合は、その後に都合によってそれを取りやめる可能性もありますが、どのような使い方をしても、まだそれは行っていない(意見をもらっていない)状態です。
語尾を少し変えて、「ご意見をいただき」とすると、逆に既にそれをもらった場合に使える表現になり、「○○様よりご意見をいただきました」のような用い方をすることができます。
「ご意見をいただく」を使った例文
・『この件については、広くご意見をいただくことにしたいと思います』
・『ユーザーから色々なご意見をいただくことで、改善点が見えてくる場合も多いです』
「ご意見をいただく」の類語や言い替え
・『ご意見、ご要望をいただく』
この「ご要望」とセットにして、こういった用い方をすることも多いです。
元の「ご意見」とした時もそれも含まれていると考えて構いませんが、遭えてこのように使うことで、使われた方が要望となるものを出しやすくなります。
そちらも歓迎だという場合には、この表現を使うといいでしょう。
まとめ
「ご意見をいただく」は、何かについての意見を誰かに、または大勢に求めるという意味になります。
これからそれをすると伝えるために使われる表現なので、まだそれを行ってはいない状態で用いることになります。