この記事では、ビジネスシーンでよく使われるフレーズの「ご愛顧を賜りますよう」について、その意味や使い方や言い換え表現などを徹底解説します。
「ご愛顧を賜りますよう」とは?
「ご愛顧を賜りますよう」のフレーズにおける「ご愛顧」の読みは「ごあいこ」で、「引き立てること、贔屓(ひいき)にすること」を意味する「愛顧」に、敬意を示す接頭辞の「ご」が付けられた言葉です。
次の「賜ります」の読みは「たまわります」で、「もらう」の謙譲語の「賜る」に丁寧語の「ます」が付けられたものです。
そして、最後の「よう」は婉曲表現です。
したがって、「ご愛顧を賜りますよう」のフレーズは「引き立ててもらうよう」や「贔屓にしてもらうよう」といった意味の敬語表現になります。
「ご愛顧を賜りますよう」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご愛顧を賜りますよう」のフレーズは、その後ろに「お願い申し上げます」等のお願いする表現を付けて、目上の人に対して「引き立ててもらうようお願いする」や「贔屓にしてもらうようお願いする」との意味で使われます。
「ご愛顧を賜りますよう」を使った例文
・『今後とも変わらぬご愛顧賜りますようお願い申し上げます』
・『今後とも弊社製品をご愛顧を賜りますよう切にお願いいたします』
「ご愛顧を賜りますよう」の類語や言い換え
「ご愛顧」の類語としてが「ご贔屓」や「お引き立て」や「ご高配」や「お力添え」等が挙げられます。
したがって、「ご愛顧を賜りますよう」のフレーズは、「ご贔屓を賜りますよう」や「お引き立てを賜りますよう」や「ご高配を賜りますよう」や「お力添えを賜りますよう」と言い換えることができます。
また、「賜る」を、同じく「もらう」の謙譲語である「いただく」に換えて「ご愛顧をいただきますよう」と言い換えることもできます。
まとめ
「ご愛顧を賜りますよう」のフレーズは「引き立ててもらうよう」や「贔屓にしてもらうよう」といった意味の敬語表現で、このフレーズの後ろには「お願い申し上げます」等の言葉が付けて使われます。
