「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」とは?
ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど、分かりやすく解説していきます。
「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」とは?
「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」とは、常日頃利用してくれている顧客や取引先へ深い感謝を表す文章語です。
「ご愛顧」とは「お引き立ていただく」「ひいきしてもらう」と言った意味で、「もらう」の謙譲語の「賜る」でへりくだりつつ深い感謝を表す挨拶表現になります。
企業から一般消費者に向けての挨拶でも頻繁に使われるフレーズです。
「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点
それでは、ビジネスで「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。
たとえば、あなたが常連のお客さまにお得なセールの案内状を出すとします。
その際、冒頭に「日頃より格別のご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」と置いてから本題に入ると一段と丁寧な印象になります。
ただし、「愛顧」は「他よりも目をかけてもらう」と言う意味がありますので、全く取引のない相手に使用すると不自然な印象になりますので注意が必要です。
「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」を使った例文
・『平素は格別のご愛顧を賜り大変感謝申し上げます。この度会員限定のお得なキャンペーンを開催いたします』
・『旧年中はご愛顧を賜り大変感謝申し上げます。来年もどうぞよろしくお願いいたします』
「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」の類語や敬語での言いかえ
「いつもお引き立ていただき誠にありがとうございます」や「普段よりご贔屓をいただきましてありがとうございます」などに言いかえできます。
またもう少し畏まった言い方にしたいときは「特別のお引立てを頂戴しまして深く感謝申し上げます」「日頃よりご愛顧賜り厚く感謝申し上げます」なども使用できますので、相手との関係により使い分けましょう。
まとめ
このように「ご愛顧を賜り大変感謝申し上げます」は、日ごろの取引や付き合いに対する感謝を表す時に使用できる言葉です。
ビジネスで使える言葉ですので、覚えておくとよいでしょう。
