正しい使い方なのか、疑問に感じる日本語もあるものです。
「ご指名に預かりました」の適切な使用方法と注意点、類似表現を調べていきましょう。
「ご指名に預かりました」とは?
この場合の「ご指名」とは、指名されたことを表現しています。
自分あてに依頼や、お願い事がきたことを示しています。
また「預かりました」は「任せてもらいました」と解釈できます。
そのため「ご指名に預かりました」で「このたび指名されました」と訳せます。
スピーチを頼まれた時の、あいさつ文に使われています。
「ご指名に預かりました」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
宴会やビジネス系のパーティーで「お願いします」と乾杯の音頭を頼まれることがあります。
また簡単なスピーチを依頼されるなど、人前に立って話さなければいけないシーンも出てくるかもしれません。
「ご指名に預かりました」は多くの人の前に出て、挨拶する時に使われています。
自分のことを知らない方もいると仮定して、こちらの文の後には苗字や氏名を添えていくといいでしょう。
慣れない席だと緊張するものですが、聞いている人の心に響くよう、ハキハキとお伝えしていきましょう。
「ご指名に預かりました」を使った例文
・『この度ご指名に預かりました、〇〇と申します』
・『ご指名に預かりました、〇〇でございます』
「ご指名に預かりました」の類語や言い替え
似ている言葉に「ご紹介いただきました」があります。
カジュアルな席で自分の紹介をおこなう言い方です。
部署をこえたお花見に参加している時など、平素に自己紹介したい時に取り入れてみましょう。
言い替えに「ご紹介に預かりました」があります。
こちらも結婚式など華やかな席で、スピーチをおこなう時に使えます。
覚えておきましょう。
まとめ
「ご指名に預かりました」を解説しました。
敬語の正しい使い方を知っていると、どこに行っても前向きに業務に取り組めます。
明るい生活の基礎となる、敬語力を身につけていきましょう。