「ご指定された通り」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご指定された通り」とは? ビジネス用語

正しい敬語を知っておくと、いいやり取りに繋がるもの。

「ご指定された通り」の使い方を見ていきましょう。

「ご指定された通り」とは?

「ご指定」とは、細かく定めた内容をいいます。

「通り」「その通り」を略した言い方で、相手の指示通りに実施したことをあらわしています。


「ご指定された通り」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「ご指定された通り」は言いたいことは伝わるものの、注意を払っておきたい日本語です。

指定は新幹線の座席や飛行機の便を決める時にも使われていて、とくに時間や場所を定める時に用いられます。

また「あれとこれ」のように指でさし示すイメージがあります。

「ご」を付けていても、不自然な言い方に聞こえることもあるので慎重に使っていきましょう。

もし関係者の方のチケットを手配したのなら「ご希望のチケットを手配いたしました」「お望みの便を手配しました」と表現します。

また通常業務で先方の意見を受け入れる時は「ご提案いただいた通り」「お伝えいただいた通り」を用います。

不自然な言葉になっていないか最終チェックをおこなって、用いていきましょう。


「ご指定された通り」を使った例文

・『お望みの便を手配いたしました。ご確認ください』
・『お伝えいただいた通りに、図面を訂正しております』

「ご指定された通り」の類語や言い替え

よく似た言い方に「仰せの通り」が挙げられます。

「指示通りにする」という意味があるので「仰せの通りにいたします」と用いられています。

一方で畏まった表現となり主従関係を思い浮かべてしまうので、時と場を選んで用いていきましょう。

また言い替えの表現として「お伝えいただいた通り」「おっしゃる通りに」そして「ご指摘いただいた通り」が挙げられます。

分かりやすい表現となっているので、自然にやり取りできます。

「お望みの通り」も使えるので、ケースに応じて使い分けていきましょう。

まとめ

「ご指定された通り」の使い方を学びました。

色々な表現を自分の武器にして、適切に用いていきましょう。

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