この記事では、「ご挨拶に伺いたく存じます」について詳しく紹介します。
「ご挨拶に伺いたく存じます」とは?
訪問して挨拶したいということを相手に伝えるフレーズです。
「ご挨拶」は「挨拶」に接頭語の「ご」をつけて丁寧にした言葉で、相手に対する敬意が含まれています。
「伺いたく」は伺いたいという意味で、この場合には行くことや訪問することです。
「存じます」は「思います」をへりくだって表現した謙譲語で、「伺いたく存じます」は「伺いたいと思っています」という意味になります。
「ご挨拶に伺いたく存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご挨拶に伺いたく存じます」は、訪問して挨拶したいという自分の気持ちを相手に伝えるフレーズです。
訪問する目的が挨拶することになります。
ビジネスシーンでわざわざ挨拶に行く場合としては、人事異動などで担当を外れたり転勤したりすることが考えられます。
また、退職するので挨拶したいということもあるでしょう。
それから新しく赴任してきたり、担当になったりして挨拶したいという場合もあります。
「ご挨拶に伺いたく存じます」を使った例文
・『異動により転勤することが決まりましたので、ぜひご挨拶に伺いたく存じます』
・『〇〇様には今後何かとご協力いただくことになるかと思いますので、ご挨拶に伺いたく存じます』
「ご挨拶に伺いたく存じます」の類語や言い替え
「ご挨拶に伺いたく存じます」には、「ご挨拶に伺ってもよろしいでしょうか」や「ご挨拶にお伺いしたいと思います」等の言い替え語があります。
「ご挨拶に伺ってもよろしいでしょうか」は、挨拶するために訪問したいという意向を相手に問いかける形で伝えています。
「ご挨拶に伺いたく存じます」よりも婉曲的な表現になります。
また、「存じます」は「思います」の敬語表現なので、「伺いたく存じます」は「お伺いしたいと思います」に言い替えられます。
ただし、目上の人に対しては「思います」は相応しくないので、「伺いたく存じます」の方が適しています。
親しい間柄だったり社内の人だと「ご挨拶に伺いたく存じます」は仰々しく感じられるので、「ご挨拶にお伺いしたいと思います」の方が向いています。
まとめ
「ご挨拶に伺いたく存じます」は、訪問して挨拶したいという気持ちを伝えるフレーズです。
