「ご提案いただいたのに」というビジネス用語の「意味・使い方・例文・類語や言い替え」を分かりやすく解説していきます。
「ご提案いただいたのに」とは?
「ご提案いただいたのに」とは、「提案してもらったのに」を意味しているビジネス用語です。
「ご提案いただいたのに」の「提案」という言葉は、「(相手から求められている)アイデアや意見などを出すこと」を意味しています。
「ご提案いただいたのに」の「いただいたのに」は、「〜してもらったのに」を意味している謙譲語で自分の立場をへりくだっています。
「ご提案いただいたのに」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「ご提案いただいたのに」のビジネス用語は、「相手から自分(自社)の役に立つような提案をしてもらったのに」という意味合いを込めて使う使い方になります。
例えば、ビジネスメールの書き言葉で「ご提案いただいたのにも関わらず、今回はお見送りすることとなりました」のような言い回しで使うことができます。
また対面して行う会話の話し言葉(口語)としても使用することが可能です。
使うときの注意点は、「相手から実際に何らかの案や意見を出してもらったときにしか使うことができない」ということです。
「ご提案いただいたのに」を使った例文
・『せっかくご提案いただいたのに、新規案件のプロジェクトが中止になってしまいました』
・『ご提案いただいたのに、先方のクライアントが求めているデザインとは異なっていたようでございます』
・『せっかくご提案いただいたのにも関わらず、今回のお仕事では○○様のアイデアを採用することができませんでした』
「ご提案いただいたのに」の類語や言い替え
「ご提案いただいたのに」の類語・言い替えの表現を紹介します。
・『ご提案くださったのに』
・『アイデアをお出しいただいたのに』
・『アイデアを出してくださったのに』
・『意見を出していただいたのに』
・『意見を出してくださったのに』
「ご提案いただいたのに」は自分をへりくだった謙譲語ですが、これを尊敬語の類語に言い替えると「ご提案くださったのに」になります。
「ご提案いただいたのに」の「ご提案」という言葉は、「アイデア」や「議案・議題」、「意見・考え」などの類語に言い替えてもほとんど同じ意味合いを伝えることができます。
まとめ
「ご提案いただいたのに」というビジネス用語について詳しく解説しましたがいかがでしたか。
「ご提案いただいたのに」の意味・使い方・例文・類語や言い替えを調べたいときは、この記事の解説内容をチェックしてみてください。
