昇進にまつわるお祝い文を、送る機会があるかもしれません。
「ご昇進されるとのこと」の正しい使い方を見ていきましょう。
「ご昇進されるとのこと」とは?
昇進は役職が上がって、偉くなることをいいます。
この場合は「される」と尊敬語が付いているので、昇進する方に向けた言葉になっています。
昇進祝いで用いられる、華やかなフレーズといえるでしょう。
「ご昇進されるとのこと」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
春や秋の異動の季節になると、社内や社外で明るいお知らせを耳にします。
「ご昇進されるとのこと」は昇進祝いのメッセージで見かける、ポピュラーな言い回しです。
昇進にはポストが上がるという意味があり、単なる配置換えとは異なる意味があるので、正式な内示をよく見て適切な言葉を選んでいきましょう。
また昇進のお祝いは社内の辞令が出てから、1週間あるいは2週間以内にお送りします。
あまり遅くなってしまうと間延びしてしまうので、送別会にあわせて準備するなど、他のスタッフの方と調整をおこなっておきましょう。
また取引先の方など大切なお客様には、電報をお送りする、あるいは贈り物やお花を持参してお祝いするパターンも。
上司の方と相談して、失礼のない対応をとっておきましょう。
「ご昇進されるとのこと」を使った例文
・『このたびは部長にご昇進されるとのこと、誠におめでとうございます』
・『この春から役員にご昇進されるとのこと、心よりお慶び申し上げます』
「ご昇進されるとのこと」の類語や言い替え
似ている表現に「ご昇進おめでとうございます」があります。
こちらも昇格祝い、昇進祝いに使いやすいフレーズです。
短文で分かりやすくまとめているので、花束に添えるメッセージに使えます。
また言い替えの表現に「ご栄転されるとのこと」や「この度のご昇進」があげられます。
「お忙しい日々になるかと思いますが、ますますのご活躍をお祈り申し上げます」と添えて、華やかに用いていきましょう。
まとめ
「ご昇進されるとのこと」をお伝えしました。
適切な表現を学んで、敬語力を上げていきましょう。