「ご来場いただけたらと存じます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

「ご来場いただけたらと存じます」とは? ビジネス用語

この記事では「ご来場いただけたらと存じます」について解説をします。

「ご来場いただけたらと存じます」とは?意味

会場に来てもらえたらと思う、という意味です。

「ご来場」「来場」「ご」を添えて、その行為をする人に尊敬の意を表しています。

「来場」は人がその場所に来ることです。

特に催し物や演劇・映画などに来ることをいいます。

「ご」は他人の行為を表す言葉について、その行為をする人に尊敬の意を表します。

「いただけ」は話し手にとって恩恵になることを他人から受ける意です。

「たら」は実現していない事柄を実現したと考えていう意を表します。

「存じ」「思う」「考える」の意の謙譲語です。

「ます」は敬意を表します。


「ご来場いただけたらと存じます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、ある場所に来て欲しいという話し手の気持ちを伝える際に用います。

ある場所とは、催し物や演劇などが行われる会場です。

この言葉は「来てください」という意味ではなく、「来てもらえるとうれしい」といった意味です。

ある場所に来るように強制しているのではありません。

来なければならないときは、「ご来場ください」のような言い方をします。

「ください」はそうするように強く求める意を表します。

この言葉の前に「お忙しいところ恐縮ですが」といった一言があると、相手への気遣いを感じられます。

やるべき事柄が他にもあるでしょうが、その場所に来るために時間を確保してくれています。

そういったことへの配慮です。


「ご来場いただけたらと存じます」を使った例文

・『ご多忙のところ恐れ入りますが、ご来場いただけたらと存じます』

「ご来場いただけたらと存じます」の返答や返信

その場所に行けるようならば「伺います」ということを伝えるとよいでしょう。

相手は来て欲しいと思っているので、その場所に行けるようだと喜んでくれるはずです。

強制しているのではないので、その場所に行かないという選択もできます。

行かない場合でも返答を求められているなら、その場所に行けないことを伝えてください。

このときに「申し訳ない」という気持ちを示すと角が立ちにくくなります。

まとめ

この言葉はある場所に来て欲しいときに伝えるものです。

来なさいと命令をしているのではなく、来ても来なくてもよい場合に使います。

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